81レーベル第1弾 81プロデュース35周年記念企画オーディオドラマCD「紫電改のタカ」

81レーベル第1弾 81プロデュース35周年記念企画オーディオドラマCD「紫電改のタカ」

ドラマCDです。
キャストは全員81プロデュースの声優。
現在までに同じ企画で10枚ほどリリースされているのかな。
81プロデュースの声優のみということで、人気声優を看板にして作られるそこらのドラマCDとちがって顔ぶれに新鮮さを感じます。
新人から大御所まで。この「紫電改のタカ」もそうです。
私も81のCDは5枚持っていますが、今回オーディブルではじめて聴いたこの「紫電改のタカ」はその中でも一番良かったです。
原作があって、調べたところ1963年〜1965年まで連載されたというかなり古い作品なんですね。
少年飛行兵たちと戦争を描いたちばてつや原作の戦記漫画。
70分のものなのでカットした部分もけっこうあるんじゃないかと思いますが、それなりに聴き応えがあり最後はちょっとこみ上げるものがありました。
まあ戦争ものなのでね…。
脇を締めるベテラン声優陣がやっぱり素晴らしい。
三木眞一郎のナレーションかっこいい。


夜間飛行

夜間飛行

10代の頃、集めてた時期がありました長野まゆみ。
この「夜間飛行」ですが、なんでこの作品なんだろうという気がせんでもない。
他にもっといいのあるだろうに。朗読しづらい表現もあるし。
あの独特の世界観、朗読で聴くとどうだろうとちょっと期待したんですけど、地の文は安心して聴けるのにキャラの台詞になると…。
もっと淡々とあっさりとでいいのになあ。キャラを作りすぎている感じが苦手でした。


雪には雪のなりたい白さがある

雪には雪のなりたい白さがある

短編が4本入っていて、どれも実在する「公園」で起こる出来事というのがおもしろいです。
が、4本目の表題作だけ気が進まなかったので最後まで聴いてません。
他3本、そんなに共感できる主人公たちでもなくストーリーも好みのたぐいではなかったけれど、けっこう引き込まれました。
特に3本目のお話は、主人公が野鳥観察が趣味なので鳥の描写がときどき出てくるのがよかった。
2本目はムーミンの森(あけぼの子どもの森公園)でのお話で、ムーミンについてのちょっとしたフレーズとか出てくるのでムーミン好きにもいいかもしれない。
1本目は女の子主人公視点で、朗読者の方の声がすごく張りがあってよく通る声をしてらっしゃるので、ちょっと耳にはやさしくない←
が、あとの2本は男視点だからか落ち着いた感じで聴きやすかったです。
「港の見える丘公園」は、昔読んでた少女小説によく出てきたのですごく憧れました。
この主人公もやっぱり憧れを持ってやって来たんですよ。
神戸港とか横浜港に憧れますわ〜。
港のある街に住みたい。 


不思議の国のアリス

不思議の国のアリス

スタジオ・エコー制作のオーディオドラマ。
こういう古典の児童文学を普通に真面目にオーディオドラマ化するのって、実はあまりないですよね。
むかーし、VOICE LANDというドラマCDシリーズがあってその中に不思議の国のアリスもあったんですけど、その時以来ですかね、まともな不思議の国のアリスのオーディオドラマを聴いたのは。
VOICE LANDについては思い入れがあるのでいつか記事に書くかもしれません。

アリスはちょっとはねっかえりな印象で、ノリが軽い部分も見られるけれどもわりと原作に忠実。
トカゲのビルやにせウミガメのエピソードがはぶかれていたりするものの、要所はちゃんとおさえられていて、やっぱり帽子屋のお茶会のシーンは楽しいんですよね〜。
アリスのツッコミが笑える。
小さな子どもにも聴いてもらいたい作品です。


ラスト ラン

ラスト ラン

角野栄子原作の児童書。
タイトルは以前から知っていたけど、魔女の宅急便もまだ全巻読破してないのでこれは音声で聴いてみようと。
おもしろかったです。
74歳のおばあちゃんライダーと、12歳の少女ふーちゃんとの不思議な旅。
児童書でここまで高齢の主人公というのはめずらしいかも。
といっても元は「銀のさじ」から出ていたYA作品なので対象年齢はちょっと高めか。

74歳まで生きてきたイコさんの人生観とか気持ちの部分は、自分も中年期に入ったからこそ理解できるものであったり、将来についてぼんやり考えてみたり、幽霊と交流するという不思議な世界ではあるけどリアルに共感できるところがあったりもする。
この二人、どう決着に向かうのかと気をもんだけれど、この結末はなんか嬉しかったなあ。
あと朗読者について言えば、74歳と12歳の使い分けが上手すぎる。
別の人が読んでいるのかと思うほど自然にがらっと変わる声にはびっくりでした。
ふーちゃんのツッコミが鋭いので、ときどき吹き出しました。
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