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・小川の辺

村上弘明の朗読というのでFeBeにて調達。
宮本武蔵の時代劇に出てた佐々木小次郎役の村上弘明氏を中学生の時に見て以来、未だに好きだ。

「小川の辺」は藤沢周平の短編。
落ち着いた低音ボイスで、心地よく聴き入ることができた。
話自体は、うーん、朔之助が不憫。
お兄ちゃんは主命で命張ってるんだよ。
男勝りな女性は好きだけど、田鶴がどうも気に入らん。
小さい頃からわがままで気の強い妹に手を焼く兄という構図。
あまりに可愛げのない妹なので朔之助に同情しか感じないw
奉公人の新造もね、もうふたりで勝手にくっついてなさいよと思った。
まあそういうシンプルなことじゃないかもしれないけど。身分違いの恋というやつは。
ふたりが一緒になれてよかったね、よりも、朔之助の男気がかっこよかった。


・旗本退屈男

タイトルは時代劇で有名。
こちらは原作、佐々木味津三の小説の朗読作品。
パンローリング制作のもので、今はオーディブルですべて聴けますね。
私は昔、ListenRadioという無料ラジオ配信アプリの、オーディオブックのチャンネルで聴いたんですよね。懐かしい。
今はもうそのチャンネルはなくなってますが。

なんといっても朗読者がめちゃ芸達者。講談調の軽快でですますな地の文、古風な言い回しのセリフも堂々としていて聴きやすく、主人公主水之介の無駄にイイ声も相まってクセになってきます。
どのキャラクターも本当に役になりきって演じられるんですよ。
地声が低いだけに、女を演じるときの高い声、特に主水之介の妹、菊路の声色にはちょっと笑ってしまうんですけどw だんだん可愛く思えてくる不思議。いやもう演じきりすぎなんですもん。
今まで聴いてきた男声朗読で女役をする場合、けっこう抑え気味に朗読する人が多い中で、ここまで女役になりきる人は少ないんじゃないかと思いました。
私はあまり演じあげるタイプの朗読は苦手なんですが、この旗本退屈男は別でした。
たぶん、この内田大吾さんの朗読じゃなければ途中で聴くのやめてた気がしますw
それほどに、物語自体よりも朗読に魅力がありました。


文学の扉
3/18・25「ロボット / カレル・チャペック」


女優で空手家という変わった肩書の武田梨奈さんゲストの回。
ラジオドラマ初挑戦とは思えない声の演技でしたよ。
少年声にも適してそうにきこえる。
NHKのオーディオドラマでも聴いてみたいな。
カレル・チャペック原作の「ロボット」のストーリーもおもしろくて、100年前の作品とはびっくり。
ロボットという言葉はこの作品から生まれたらしいです。
最後、ロボットに世界は征服され人類は滅亡するというすごい展開でした。
戯曲形式の本は苦手だけど、原作にちょっと興味持った。

文学の扉youtubeで聴けます
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