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「回復訳」という、JGW日本福音書房というところから出ている聖書を入手。
よくわからない団体だけど、この回復訳、旧約聖書には神名「エホバ」が用いられている今どき奇特な聖書である←
それで数年前に興味を持ち、今回ようやく手にするに至った。
が、もらえるのは新約聖書のみ。マタイによる福音書。


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めちゃ小さいサイズ。(文庫本より小さい)でもカバーがついていてなんと、三方金だ!


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意外にお金かかってるな。

10章まで読んだけど、無料でもらっといていうのもなんだけど、ちょっと読みにくい。
小さいサイズの本に引照聖句とフットノートと呼ばれる注釈がギッシリ。本文の倍以上の注釈がある。細かい字で。


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本文は大きめの字なので読み辛くはない。ただ、章の途中に挟まれるアウトラインと呼ばれる見出し的な文章も多すぎて邪魔に感じる。もっと流れるようにすらすらと読ませてほしい。注意力が途切れてしまう。
豊富なフットノートは初心者の理解に最適、とか思ってるかもしれないけど、ごちゃついた紙面だとほんとに本文に集中できない。大きい版のものではまた仕様が異なるのだろうか。
注釈の独特な三一論ごり押しは、けっこう引きました。
私が三位一体を信じてないからかもしれないけど、何を言っているのかよくわからない箇所が多かったです。
聖書の本文自体は普通、なのかなあ。
2009年版のわりに、古風な訳し方だなあと思えたりするくらいで。あと、いまだに「らい病」と訳す聖書があるのかとびっくりしたくらいで。
私の使ってる新世界訳はまだ改訂前のなので「らい病」表記で、個人的には特に何も感じてないんですが、差別用語だなんだといって世間はうるさいじゃないですか。
この前発売された協会共同訳では「規定の病」なんて意味不明な訳になってたし…。

横書きというのは特徴ですね。フォントが明朝体ではなくゴシック体というのも。
序文は明朝、本文は丸ゴシックなんですよ。視認性を重視しているのかな。
オンラインでも読めるので確認してみると、PC版は明朝体になってました。モバイル版はゴシック体。やっぱりサイズによって使い分けてるんですかね。
端末の環境によるのかブラウザの問題なのかわかりませんが、ノートパソコン(MacBook)でみるとPC版もゴシック体だった。

少しだけ気になった聖句の比較。

マタイ5:8
「心の純粋な人たちは幸いである.彼らは神を見るからである。」
回復訳を入れて10冊の聖書で翻訳比較してみると、「心の純粋な」と訳しているのはこの回復訳と新世界訳だけだった。
(ほかの聖書は「清い」)

マタイ5:16
「…天におられるあなたがたの父に栄光を帰すためである。」
「栄光を帰すためである」という訳出は、「父に栄光を帰するように」と訳する新世界訳と同じである。
(ほかの聖書は「あがめるように」「讃えるように」)

マタイ10:32
「…天の王国は彼らのものだからである。」
「王国」としているのはこの回復訳と岩波訳と新世界訳だけである。
(ほかは「天の国」「天国」「御国」)

回復訳聖書を愛読してる人には迷惑なことかもしれないけど、新世界訳とどこか通ずるものがあって、少しだけ親近感を覚えるんだよなあ。
実はこっそり新世界訳も参照してるよね。
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