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京都の南座へOSK観に行ってきました。
祇園四条の駅から南座の入り口前へ出たとたん熱風が。京都の夏、マジパねぇ。
南座へ行く前に色々寄り道したのですが、とりあえず今回は南座公演レビュー in KYOTOⅢの感想いってみたいと思う。

1部の日本物は、去年の春の松竹座で「お祝い道中~」を作った人が担当。
記憶を辿ってみると、わりとへんてこなシーンが多々あり、青天でアホみたいに明るく踊ってたり、真面目に伝統舞踊してるのに音楽はメタルだったり、私的には結構なカタルシスを得られて気に入っていた。
今回も作・演出・音楽ともにその時と同じ顔ぶれなのであった。
ちなみに、前回・前々回は源氏物語である。
なので、OSKのまったくのオリジナルの和ものレビューを観るのが初めてだった人は結構いたかもしれない。

いい加減本題に入ります。
「さくら颱風(タイフーン)~真夏の京も桜満開~」というタイトルです。
このくそ暑い真夏に、強引に最後まで桜を押し通したな…といった印象です(笑)
プロローグの曲やその他の楽曲は、松岳先生の音の使い方だなぁなんて思いながら聴いていました。全体的にアップテンポでノリノリです。この現代チックなノリノリな和レビューは、OSKの売りにしたらいいと思います。
そのノリノリさ加減が(さっきから死語連発ですまない)一見へんてこなのですが、そこがいい。
「天下三美少年見参」は、ふざけているのか、ちょっとした茶目っ気なのか、真面目に女子へのサービス精神なのか(どれも違うと思う)歌詞といい振り付けといい結構笑えるのだが、真面目にきめているのがいい。
美青年ではなくなぜか美少年。

1部のハイライトはなんといっても盆踊り。私も、盆踊りでここまでテンション上がるとは思ってもみませんでしたよ。
ここでは、風の盆と阿波踊りの対決をダンスで表現しています。狂ったように踊りまくる両勢力。盆踊りかっけぇなおい。盛り上がるにつれ音楽のアレンジもダイナミックになり、すばらしくかっこいい。

当然1部での一番のお気に入りはこれ、かと思いきや、本命は実は幽霊のシーンです(笑)
幽霊sの登場シーンは最初何事かと思いました。あの古典的な日本の幽霊のいでたち。白い三角の布を頭に、白い着物に長い黒髪。うらめしや~の手つき。
「どうしちゃったのよこれ」←心の声
総勢14体の幽霊がユニゾンでゆらゆら奇妙に踊ったり、一列に並んでせり上がっていってうずくまったりしています。尋常ではありません。
そこへ3人の剣士が現れて(3人とも娘役)刀を振るい祓う所作がしばらく繰り広げられるのですが。
幽霊の動きがもう秀逸。なにかにとり憑かれてるみたい。雰囲気がただならなくて、ぞくぞく興奮しました。これはすごい、と。
この景作った人天才。観に来て良かった。OSKすげぇよ。ぐらい度肝抜かれました。
ちょっと前衛的だし、一般受けはどうなのか。

「燃える夏」以降はちょっと物足りない感じはしたかな。
しましま水着かわいかったけど。水玉着流しもかわいかったけど。
大正ローマンスを感じられなかった。

1部は楽しかったです。なんかよくわかんないけど、作・演出の桃井・西川両氏とは相性がいいのかもな私。
でも音楽が松岳先生じゃなかったらたぶんそうはならない。

そんなわけで、2部の感想に続く。
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