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図書館へ行く。たまには児童書以外のも読もうかなあ。
でも小難しい文章読むのしんどいなあ。
そこで。


吸血鬼カーミラ (子どものための世界文学の森 35)吸血鬼カーミラ (子どものための世界文学の森 35)
(1996/07/12)
レファニュ

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吸血鬼カーミラ。
…って、やっぱり児童書じゃないかよ。
ドラキュラよりもずっと前に書かれた吸血鬼のお話。
シェリダン・レ・ファニュ。アイルランドの怪奇ミステリー作家らしい。
児童書用にやさしく翻訳されています。
吸血鬼カーミラ、なんとなく聞いたことはあったけど、どんな話かは全然知らなくて。
ヴァンパイアものに興味はなくはないけどホラーは苦手だ。
でもこの本なら大丈夫!それに女の吸血鬼だし~…と思って読んでみた。

なにこの百合小説! げほごほっ
なにげなく読もうと手にとった私のアンテナがすごいと思ったわもはや。
ついでに川端康成の乙女の港も借りといたわ←関係ない

しかし、やばいですぜ旦那、この本。
主人公はローラという田舎貴族(?)の女の子。
彼女のお城でしばらく世話をすることになった、謎の美少女カーミラ。
この二人の関係が…。
ローラのモノローグ:
『おじょうさんがわたしのかたをだいたり、わたしのてをにぎったり、ほおをよせたり、わたしのうなじにくちづけをあびせたり…。わたしに、さわりたくてたまらない、さわらずにはいられない、といいたげな仕草が、くり返されました。』
ぅおうっ、なんですかこの直接的な描写は。ワロタ。
いくら友だちでもしつこくされるのはいやだそうですよカーミラさん。

カーミラ:
「ローラ、あなたなのよ、いっしょに月の光を見たいのは。ーああ、かわいい人ね、かわいいわ。わたくしの命はあなたの中にある。だからね、あなたが死ぬのは、わたくしのためなの。それほど、あなたを愛しているのよ」
ぎゃー。意味が分からないっ。いや、わからなくはないですけど、この簡素な文章でも。
血を求める欲望を愛にすり替えているのか、孤独な長い歳月をこの娘を欲することで紛らわそうとしているのか…あやっぱりよくわからん。これ、たぶんだいぶアレンジされてるよね。説明端折ってるよね。いろいろ唐突だから。

巻末に小学4年生の読書感想文が載っているんですよ。
うまいなあ、よく考えてるよこの子。汚れきった私の心とはえらい違いさ。
小学校での読書感想文なんて、やっつけ作業だったもんね。
こんな文章絶対書けない。

ラストのあたり、やっぱりホラーだった。こわいよー血溜まり気持ち悪い。
胸に杭を打ちつけて首切り落として成敗!ヒィーーー。

…なにさこのバッドエンド。カーミラと一緒に吸血鬼になるという未来展望は!?←夢見すぎ


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